≪宝くじに当たる NO.1≫

≪宝くじに当たる NO.1≫

私の鑑定のお客様の中に1等の宝くじに当たった方が三人もいる。

この方々は決して私の所に来た後、宝くじに当たったのではなく、私の所に来た時には既に宝くじに当たった後なのだが、
一見大変な幸運の持ち主にも思われるが、
現実のところ、この方々の宝くじに当たったその後の人生を見てみると、三人ではあるが、人間の強さと弱さ、そしてお金の持つパワーの恐ろしさを垣間見る事が出来る。

海外では宝くじの高額当選者がハッキリ顔を出し、その後の人生をテレビで放送して悲惨な事件になっている事も多いが、日本の宝くじの当選者の方々がメディアに顔を出すことは稀で、当選者の殆どの方々はローンがあればそれを全て返済し、今後の住む家をしっかり確保して、周囲の方々に宝くじに当選した事が知られないように大っぴらに余分な買い物もあまりせず、残りを貯金に回し、今まで通りの生活をおくっていると聞く。
しかし、私の知っている当選者の三人の中の二人は海外の当選者と同じような道をたどっている。

神様は時々惨い事をなさる・・・と思わざるをえない。
何だか、宝くじに当たるという事は神様が当選者の方々の人格やその方自身の本質を試しているのではないかと思われて仕方がない。

私のところの宝くじにあったこの三人のうち二人も御多分に洩れず悲惨な状態に陥り、その二人のうち一人においては行方不明状態で御両親が大変心配しておられる。

この三人がたまたまなのだが、同じ五行の生まれの方々なので改めて鑑定をして比較してみると、宝くじに当選した時期やその時の状況がかなりその後の人生を左右する事が分かる。

三人とも基本は大変明るく能天気タイプで見栄っ張りのところはあるものの大変真面目な性格で、各お宅とも各種自営で父親が強く母が縁の下の力持ちのお宅の生まれで、それなりに厳しく育てられていて、三人とも充分理性もあり自制心もかなり強い。

幸いにも御多分に洩れた一人はサラリーマンの方で24歳の時に1億円の宝くじに当選したのだが、この方は当選当時、小学校の時からから父親の影響で始めたスポーツをしておられて、そのスポーツがマイナースポーツだったために企業やそのスポーツ協会の支援も殆どなく、仕事の合間で練習をしながら世界戦を目指している状態だった。
宝くじに当選した時点で、この方はすぐに借家に住んで居た自分達家族のためにマンションを購入して、家族全員に1000万円ずつの年金型の保険をプレゼントし、残った1000万円くらいを自分のスポーツの遠征費や世界選を目指すための練習量を増やすために使う事にして、勤めていた会社にも事情を話して正社員からバイトと言う形にして貰い、練習時間を増やす事にした。
そして、彼はその年世界チャンピオンにもなって、御両親を再び喜ばせ、お世話になっていた会社にも恩返しをする事が出来た。
その後、この方は30歳過ぎまでその競技を続け、その間に何度も世界タイトルも取り、そのおかげで大手企業からのスカウトもあり、転職して営業マンとして活躍しながら、今はその競技の後進の育成にも力を入れている。
彼曰く、「あの宝くじのおかげで色々な所に遠征も出来て、練習時間も充分取れて、世界チャンピオンにもなれ、みんなに凄く喜んで貰えた。本当に感謝している」

御多分に洩れなかった二人の一人はOLの方で、この方は29歳で2億円の宝くじに当選している。
当選当時、この方は24歳で結婚したのだが、夫のDVで5年間近く苦しんでいたのを会社の方々がこの方の異変に気が付き、会社の契約していた弁護士さんのおかげで離婚が成立したばかりで、やっと結婚前の状態に生活が戻り始めた頃だった。
この方も初めに自分の住むためのマンションを買ったのだが、離婚のストレスもあったのか、この方はその後、衣食住にお金を散々するようになり、あまりのこの方の変わり様に会社の方々が又心配になって注意をしたのがきっかけで、この方は地獄の結婚生活から救い出してくれた恩も忘れ、宝くじに当選後1ヶ月で会社を辞めてしまった。
そして同時期に宝くじにあったたことで家族や親戚にも不信感を抱くようになり身内との縁を全て切ってしまった。
その後、この方は働く事を辞めてしまったようで、相変わらず衣食住に加え、男や旅行にもお金を使い続け、現金がなくなる度に、住んでいたマンションを少しずつ狭い部屋に買い換えて、現金を作って暮らしていた。
そんな時に私の鑑定に来るようになって何回も来ているのだが、毎回この方が「いつ、今度は宝くじに当たるか?」ばかりを聞いてくるので、「四柱推命鑑定ではお金は他人様のお役に立った後の事。まだ若いのだから働いた方がいい」という内容を説明し、四柱推命鑑定は宝くじに当たる事を予測するための鑑定ではない事を毎回言うのだが、全く聞く耳持たずで、懲りずに鑑定予約を入れて来る状態だった。
その後、この方は持っていた最後のマンションも失い、賃貸マンションに移り、そして、その後、賃貸アパートに住むようになり、最後に私の所に来た時は、「今から区役所に生活保護の相談に行く」と言いながら、相変らず「今度はいつ宝くじに当たるか?」をこの世に及んでもまたまた聞いてきたので、私は呆れながらも、もう宝くじのせいで心が病んでしまっているこの方が大変哀れになってしまい、現状の話だけ聞いて帰って頂いた。
この方が帰る間際に私に今の全財産だと言って貯金通帳を何冊か見せてくれたのだが、貯金通帳の残高は全て合わせても30000円くらいだった。
彼女曰く、「私は一度宝くじに当たっているのだから、絶対、私はまた当たるはず・・・。いくら一生懸命働いても2億円は稼げないから!」
(NO.2につづく)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント