「運命の扉 NO.23」 ~ エンゲージリング ~

『運命の扉 NO.23』 ~ エンゲージリング ③ ~ 4日後、彼女から再び鑑定予約の電話が入った。 予約の日の夕方、私の前に現われた彼女の左手が彼女の答えを出していた。 左手の薬指にはある筈の指輪は無くなっていた。 私の隣に座った彼女に私は静かに聞いた。 「大丈夫?」 「ええ、大・丈・夫・です」 彼女の震える…
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「運命の扉 NO.23」 ~ エンゲージリング ~

『運命の扉 NO.23』 ~ エンゲージリング ② ~ 「どうしちゃったの?」 私は彼女の左手の薬指に婚約指輪がまだ輝いているのに、安心しながら彼女に尋ねた。 顔色も悪くない・・・、人相も悪くない・・・、痩せている様子も無い。 私は一先ずホッとした。 「あの・・・、くだらなくて、あまりにもくだらないので・・・、 こん…
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「運命の扉 NO.23」 ~ エンゲージリング ~

『運命の扉 NO.23』 ~ エンゲージリング ① ~ 彼女の前髪をかきあげた左手の薬指には婚約指輪のダイヤモンドが夕陽を受けて 輝いていた。 彼女は3年くらい前に初めて私の所に鑑定に来た。 3年間で六回鑑定に来ているので、大体半年に一回は彼女に私は会っている事になる。 又彼女は筆まめと言うか、メールまめだったので、こ…
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「運命の扉 NO.22」 ~ 天使の盾 ~

『運命の扉 NO.22』 ~ 天使の盾 ③ ~ 彼女は私の連絡を待っていた。 彼女も私に、彼との接触を頼んだ時から分かっていた。 もう二人では、どうしようもないという事を・・・。 そして自分ではコントロール出来ない自分の心を持て余していた。 再び訪ねて来た彼女に私は静かに言った。 「いい男性(ひと)だね~、彼は・…
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「運命の扉 NO.22」 ~ 天使の盾 ~

『運命の扉 NO.22』 ~ 天使の盾 ② ~ 彼はその後、今の会社の引継ぎをしながら、休みの度に田舎に帰り 御両親のお世話をしながら向こうでの就職などを勧めてきた。 彼が東京にいる間、彼の田舎の御両親を守ってくれたのは、小学校の同級生で 幼馴染だった看護士の女性だと言う。 「僕は・・・、彼女と結婚しようと思っています…
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「運命の扉 NO.22」 ~ 天使の盾 ~

『運命の扉 NO.22』 ~ 天使の盾 ① ~ 「そんな気持ちで子供を生んでは絶対駄目!」 「でも生みたいんです!彼の子だから!」 「辛いかもしれないけど現実を見なきゃ!貴方は彼と別れたんだよ!彼はそんな事しも・・・、 もう戻ってこないんだよ!」 彼女の涙は止まらなかった。 私も厳しい事を言っているのも、承知していた…
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「運命の扉 NO.21」 ~ 年下の男の子 ~

『運命の扉 NO.21』 ~ 年下の男の子 ③ ~ 「何だか私、彼と結婚したいのか、ただ単に結婚をしたいのか、分からなくなっちゃた」 「人には色々家庭の事情も有るし考えもあるから一概には言えないけど、まずどうして 30歳までに結婚したいのかも、考えた方がいいと思うよ」 私は30代になって焦りが無くなった女の子達の話をした…
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「運命の扉 NO.21」 ~ 年下の男の子 ~

『運命の扉 NO.21』 ~ 年下の男の子 ② ~ 「彼は貴方との付き合いをどう思っているんだろう?」 実は彼女と彼は最近までラブラブで将来は結婚しようと約束をしていた。 ただ、漠然と将来・・・と言う事だった。 将来とは一体いつの事なのだろうか? 彼女にとって・・・、彼にとって・・・。 「結婚は相手がいること…
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「運命の扉 NO.21」 ~ 年下の男の子 ~

『運命の扉 NO.21』 ~ 年下の男の子 ① ~ 女性の寿命は男性の寿命より遥かに長くなっているので、 当然の事ながら女性が年下の男性と結婚してもおかしくない。 事実テレビでも年の差カップルの番組等に女性が男性より10歳以上年上だとか、 巨人軍にいたペタジーニ選手も友達のお母さんと結婚したりで、 まさに年上女房が巷(…
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「運命の扉 NO.20」 ~ あの人を殺して ~

『運命の扉 NO.20』 ~ あの人を殺して ③ ~ 「あの人を殺して下さい先生、お願いします。あの人を・・・、殺して・・・、殺して下さい」 「あの人から何もかも取り上げて下さい。どうしたら、あの人がうまくいかなくなりますか? 教えて・・・」 「何時、あの人は死にますか?あの人・・・、あの人・・・」 彼女の呪いの言葉は…
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「運命の扉 NO.20」 ~ あの人を殺して ~

『運命の扉 NO.20』 ~ あの人を殺して ② ~ 「彼はチョット女癖が悪いかな、それとも女に迷うか・・・。全体的に女性に関しての問題が 長じ易いかも・・・」 「そうですか・・・、彼って結婚出来るんですか?」 「チョット待って、鑑定表にしてみるから」 彼女の表情は今までと何も変わらなかった。 ただ声のトーンが少し下…
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「運命の扉 NO.20」 ~ あの人を殺して ~

『運命の扉 NO.20』 ~ あの人を殺して ① ~ 「あの人を・・・、あの人を殺して!」 般若の顔になった彼女が泣き叫んだ。 彼女との鑑定時間は変わっていた。 変わっていたと言うより、あまりにもスムーズに話が進んで、私は何回も彼女に言った。 「でもね、これは貴方の人生だから、貴方が思ったり、やらなければ、何も始まらな…
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「運命の扉 NO.19」 ~ 占いと神経系の病気 ~

『運命の扉 NO.19』 ~ 占いと神経系の病気 ③ ~ 彼女は木の五行の人で、 この五行の人は命式によっては初めから神経を痛め易いという特徴があり、 又彼女は社会運に虐めに合い易いとか、人から誤解され易いという運を持っていた。 しかし、では彼女と同じ誕生日の人がみんな虐めに合うかと言うとそれは違っている。 育った環境…
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「運命の扉 NO.19」 ~ 占いと神経系の病気 ~

『運命の扉 NO.19』 ~ 占いと神経系の病気 ② ~ 彼女は小学校から虐めに合っていた。 中学でも、高校でも・・・。 そのせいか人間不信になっており、大学に入ってからも周りに溶け込むことなく 無視されたまま友達も出来なかったらしい。 就職はしたものの、周りに馴染めず首になっており職場を4回も変えていた。 彼女の話…
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「運命の扉 NO.19」 ~ 占いと神経系の病気 ~

『運命の扉 NO.19』 ~ 占いと神経系の病気 ① ~ 彼女の顔が歪んで見えた。 いや、まがっている。左側に確かに歪んでいた。 私は彼女が本当に神経系を病んでいると思った。 「こんにちは」 私の挨拶に怯えるように頷いた彼女は私の勧めた椅子に何も言わず座った。 「今日は何を一番聞きたいの?全体話すけど・・・、一番…
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「運命の扉 NO.18」 ~ 総理大臣になりたい男 ~

『運命の扉 NO.18』 ~ 総理大臣になりたい男 ③ ~ 彼は五行が金の人で剛情にして自尊心を有し、正義感、義理人情の星とされている。 秋生まれなので金のパワーが一番強い時期で、 十干が金の鉄なので火の鍛錬が必要となってくる。 もって生まれた運も強く先祖、両親運に火を司っているので、 小さい頃から一人っ子という事もあ…
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「運命の扉 NO.18」 ~ 総理大臣になりたい男 ~

『運命の扉 NO.18』 ~ 総理大臣になりたい男 ② ~ 彼は大学卒業後普通の会社に就職したが政治に興味があり、 人のツテで政治家秘書に転職をしていた。 勿論実家には政界関係者は一人も居ず、普通のサラリーマンの家庭である。 彼が最初に付いた議員さんは地方出身者だったので、彼はその議員さんの地元に2年間、 奥さんを東京…
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「運命の扉 NO.18」 ~ 総理大臣になりたい男 ~

『運命の扉 NO.18』 ~ 総理大臣になりたい男 ① ~ 鑑定に来る人の中には最近、 自分の息子や娘を芸能界へ入れたいと言う若いお母さんが多く見られます。 自分のかつての夢を子供に託したり、又公開オーディション番組の影響もあってか、 昔と違って芸能界が大変身近に感じられるようになったこともあり、 本当に沢山のステージママ…
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やっぱり男は仕事!

最近、常連の何人かのお客様のお店に来る時とは違う昼の顔を拝見する機会に恵まれた。 当然お店に来る時は仕事を終えてからなのでリラックスしているし、 私が夜に生きているせいもあってか、殆どのお客様の顔も夜の顔になっている。 私はお客様の昼の顔を知らない・・・。 昼間お会いする事は滅多にないので少し照れくさい気もするが、 こ…
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「運命の扉 NO.17」 ~ 28歳のリズ ~

『運命の扉 NO.17』 ~ 28歳のリズ ③ ~ 「結婚したら、又、駄目になるんじゃないかと思うんです」 そう呟いた彼女は俯いたままだった。 私は彼女が持って生まれた鑑定から出した「その人の癖」について話した。 「じゃ、私は、何回結婚しても、無理なんですか?」 殆ど彼女は泣いていた。 「そうじゃないの!そういう要素があ…
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