「運命の扉 NO.17」 ~ 28歳のリズ ~

『運命の扉 NO.17』 ~ 28歳のリズ ② ~ 2回目の結婚は1回目の結婚を機に会社を辞めた彼女が、バイトに行った近所の スーパーの33歳の副店長だった。 1回目の結婚をしている間にかなり悩みを聞いてもらっていたらしい。 離婚から8ヵ月後の24歳で彼女は2回目の結婚をする。 この結婚生活は彼女の中ではもっとも長く続いた…
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「運命の扉 NO.17」 ~ 28歳のリズ ~

『運命の扉 NO.17』 ~ 28歳のリズ ① ~ 彼女の姿は特別派手でもなく地味でもなく普通のOLと変わらなかった。 紺色のツーピースに白のインナー、首に巻かれたプリントのスカーフが スチュワーデスを少し思い出させた。 顔も特別特徴が有る訳でもなく、美人でもなくブスでもなく・・・、 とにかく私から見ると、何もかもが普通過…
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「運命の扉 NO.16」 ~ マザコン男の反乱 ~

『運命の扉 NO.16』 ~ マザコン男の反乱 ③ ~ 1週間経っても電話は無かった。 1ヶ月経っても電話は無かった。 半年経った頃だった。 突然、お母さんから電話が入った。 「先生!息子が出て行くって言うんです! どうしたらいいんでしょう?」 今度は怯えている様ではなく泣き声だった。 「お母さん大丈夫ですよ…
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「運命の扉 NO.16」 ~ マザコン男の反乱 ~

『運命の扉 NO.16』 ~ マザコン男の反乱 ② ~ 1週間後、息子さんが一人でやって来た。 これも電話で私が「一人で来させて下さい」と言わなければ、 お母さんは付いてくる気になっていた。 「お母さん、子離れするんでしょ!息子さんは子供じゃないんですよ、一人で来させて下さい」 息子さんは一度結婚したが、離婚していて子…
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「運命の扉 NO.16」 ~ マザコン男の反乱 ~

『運命の扉 NO.16』 ~ マザコン男の反乱 ① ~ 母親の占いに息子が付いて来たのには私もビックリした。 「一体、どうなっているんだろう? 年寄りだから騙されるのではと、心配で付いて来たのだろうか?」 チョット、ムカついた私がいた。 そして相談内容が息子の事だと知って、もっとビックリした。 「何故、本人ではないの…
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「運命の扉 NO.15」 ~ 孤独の肖像  ~

『運命の扉 NO.15』 ~ 孤独の肖像 ④ ~ 「バブルが崩壊してから買ったから、すご~く安かったんです」 私がマンションの事を聞いた時、彼女はアッサリ言った。 彼女は立ち直れなくて会社も辞め1年以上ブラブラしていたと言っていた。 半年くらい経ってから、彼に貯金を半分渡したが、受け取らなかったので、 彼の通帳に振…
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「運命の扉 NO.15」 ~ 孤独の肖像 ~

『運命の扉 NO.15』 ~ 孤独の肖像 ③ ~ 破局は同棲を始めてから8年後の事だった。 彼には2年前から付き合っている女の子がいて、 その女の子が妊娠した事で彼女の前に突然知らない女の子が現れた。 「別れてもらえませんか?私と彼・・・、困っているんです」 震える涙声で、彼の留守にやって来た若い女の子は彼女にすがる様…
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「運命の扉 NO.15」 ~ 孤独の肖像 ~

『運命の扉 NO.15』 ~ 孤独の肖像 ② ~ 見えなかったものが見えてくる時。 大人だと思っていた彼が・・・、素敵だと思っていた彼が・・・、 尊敬出来ると思っていた彼が・・・、すべて子供だった自分の錯覚だと気がついた。 「私、この人と結婚するなんて嫌だ!別れたい!」 そう思った瞬間、会社の事が大きく圧し掛かってきた…
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「運命の扉 NO.15」 ~ 孤独の肖像 ~

『運命の扉 NO.15』 ~ 孤独の肖像 ① ~ 最近、占い鑑定に来る30代後半の女性の中に、 自分でマンションを買って所有している方が大変多いのにはびっくりさせられます。 私も同世代なので本当に感心します。 同じ時間を過ごして来たはずなのに、宵越しの金を持たない事を心情に 全く未だに貯金の無い私にはどうしたら買えるの…
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「運命の扉 NO.14」 ~ 太陽の王国 ~

『運命の扉 NO.14』 ~太陽の王国 ② ~ 夢の第二段階は身内の事だった。 当初会社は会長一人で始めた会社だったので、経理を含めた事務関係を すべて会長の奥さんが主婦の傍らやっていた。 又三人で組んでから、少し忙しくなり始めると、副社長の妹と専務の甥っ子も事務員として 手伝い始めた。 社員が増えるにあたり、身…
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「運命の扉 NO.14」 ~ 太陽の王国 ~

『運命の扉 NO.14』 ~ 太陽の王国 ① ~ 私の占いが、まだ海のものとも山のものとも判らない頃から、 唯一私の占いを信じてくれた人達がいる。 私の占いの鑑定度の成長とともに、彼らの会社も成長してきた。 私のアドバイスに丁寧に頷き、次々と発展的な質問を浴びせ、 様々な災難や苦難を自らの力で彼らは乗り越えてきた。…
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勇退!!!

毎年、F1の最終戦が終わると年末の足音を聞くようになる。 一年の時の早さに驚きながら、12月を前に寂しさと慌しさが融合する短い時間がやってくる。 特に今年は私にとって寂しい思いが強い。 F1のA・セナ亡き後、M・シューマッハの応援をしてきた私にとっては、 M・シューマッハの引退は時の経つのを感じざるをえない。 A・…
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「運命の扉 NO.13」 ~ 360度の地平線 ~

『運命の扉 NO.13』 ~ 360度の地平線 ~ 晴天の東京の空の見送りを背に、北北東へと進路をとって飛行機は北海道を目指していた。 窓の景色が外の寒さを感じさせるように、少しどよんできたのが見える。 今年は秋が短く、夏の終わりから秋を感じる間もなく、急に先週から寒くなって 東京でも「冬将軍」の到来を感じていた。 冬…
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「楽屋の憂鬱 NO.3」 ~ FACE(顔) ~

『楽屋の憂鬱 NO.3』 ~ FACE(顔) ~ 楽屋も10年も経つと、新しいお客さんも加わって、お客さんの顔ぶれも少しは変わったが、 地方に転勤になっていた人が戻ってきたりして、 よく考えるとオープン当初からあまり変わらないのかもしれない。 18歳の時から水商売をしている事もあって,毎晩毎晩、人の顔を 真正面から見て…
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「楽屋の憂鬱 NO.2」 ~ 禁じられた遊び ~

『楽屋の憂鬱 NO.2』 ~ 禁じられた遊び ~ 5年ぶりに、店にギターを置く事にした。 「楽屋」を最初始めた頃、将来はライブハウスをやりたいという夢があったので 置いてあったが、1台は盗まれ、2台は壊されてしまってから懲りて置くのを止めてしまった。 音楽が好きでギターをやっていた事のある人なら、楽器の扱いは慣れてい…
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「楽屋の憂鬱 NO.1」 ~ STAY WITH ME ~

『楽屋の憂鬱 NO.1』 ~ STAY WITH ME ~ あるお客さんの為に、毎月1回、暇な時間に、勝手に私が必ずかけるカラオケの歌がある。 この何年もの間、毎月1回必ず実行してきた。 歌うわけでもなく、ただその曲を流すだけ。 それは既に私の中で月1回の儀式となっている。 ある日、お客さんからビックリするような事…
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「運命の扉 NO.12」 ~ ハイヒールのかかと ~

『運命の扉 NO.12』 ~ ハイヒールのかかと ③ ~ ただ彼女は私と話をしている間にも私の話に揚げ足を取るような事を何回も言っては、 その都度 「済みません。それを言っちゃ何も始まらないんですよね」 と反省するのだった。 「今日、私は相談に来ているんですよね!それなのに・・・、本当に済みません!」を 繰り返す…
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「運命の扉 NO.12」 ~ ハイヒールのかかと ~

『運命の扉 NO.12』 ~ ハイヒールのかかと ② ~ 今では、そんな姿の人を見かけることは少なくなった。 やはり、あの当時の流行だったし、今は格好から入らなくても この10年で職場での女性の地位は急激にアップした。 事実、私のまわりでも女性社長もいるし、部下を30人以上持つ部長、課長、主任クラスの 女性も多い。 …
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「運命の扉 NO.12」 ~ ハイヒールのかかと ~

『運命の扉 NO.12』 ~ ハイヒールのかかと ① ~ 彼女を見た時、映画の『ワーキング・ガール』のメラニー・グリフィスとか 『ニューヨーク物語』の桜田淳子を思い出した。 後で調べてみたら、両方とも1988年の映画とテレビドラマだった。 例題が古いように、彼女の出で立ちは、キャリア・ウーマンらしく茶色のビジネススーツに…
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「運命の扉 NO.11」 ~ 人形の家 ~

『運命の扉 NO.11』 ~ 人形の家 ③ ~ 「それで、主人と別れたいんです。 今となっては・・・、あえて今の主人に不満もないし、問題もないですが・・・。」 「御主人には、離婚したい事は話したんですか?」 「いいえ、主人は知らないです。 でも子供達は大賛成してくれています」 彼女の身の上話をずっと聞いていた私は、よ…
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